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ラスクロ楽しいよ♪

8月に入って先行体験会に加えてスターター限定の大会である前哨戦も開催されはじめ、ラストクロニクル(ラスクロ)を触りはじめた方も増えてきたような気がする今日この頃です。

ですが、興味はあるけどまだ触ったことはないという方もおられることでしょう。
本日はラスクロというゲームのこんなところが楽しいよ♪っていう話をしたいと思います。


ラスクロに注目する理由


私はホビージャパン社のFFTCGをやっていることもあり、最初は同社の新作TCG(トレーディングカードゲーム)ということで注目しはじめたのですが、ここを読んで下さってる方々もそれぞれ理由があってラスクロが気になっておられるのではないかと思います。
しかし、まだ発売前ということもあり、正直どういうゲームなのかよく分からないという方も多くおられることでしょう。

最近はTCGをプレイしてみようと思う人が増えて、業界が活気づいているという話をよく耳にします。
そんな中、今年の夏から秋にかけてはたくさんのTCGのタイトルが発表されています。
コロッサスオーダー、ジーククローネ、アンジュヴィエルジュといった他のタイトルにもそれぞれ良さがあると思いますが、ラスクロの良さはどんなところなのでしょうか。
それは一言で言えば「洗練されたシンプルなルールにも関わらず高い戦略性があるところ」だと思います。

こう書くと難しそうな印象がありますが、あくまで「ゲーム」なので難しく考えることはありません。
ストイックな思考のゲームの代表として将棋やチェス等がありますが、これらと違いTCGには「運」の要素が大いに盛り込まれています。
この運によってランダム性が生じることで、TCGでは遊ぶたびに全く違うスリリングな展開が楽しめます。
しかし、TCGは決して運だけによって勝敗が決まるわけではないため、ある種の「やり込み」の要素もあります。
それは具体的には、自分のデッキを組むことであったり、対戦中の相手との駆け引きであったり、といったことです。

そして、数あるTCGタイトルの中から自分が楽しめるものを選ぶ一番大事な基準は、そのゲームが持っている「運」と「やり込み」のバランスだと思います。
例えば、友達とだけワイワイとTCGを楽しみたいという人なら、あまり「やり込み」要素は必要なくて、ゲームが盛り上がるような適度な「運」の要素があるTCGをやった方がよさそうですよね。
一方で、デッキを組むのが好きだったり、大会で上位を目指してみたかったり、もしくはシミュレーションゲームなどの考えるゲームが好きだったり、理不尽なことが嫌い(笑)だったりする人は、「運」は少なめで、ある程度の「やり込み」があるTCGの方がよいと思います。

では、ラスクロはどちらなのかというと・・・
私の考えでは、「運」の要素は少なめで「やり込み」性の高いTCGです。
それはこのゲームのルールの中心的な部分になっている「時代」システムによるところが大きいです(これについては後で詳しく書きます)。
ここで間違いなく言っておきたいのは、競技として捉えて遊ぶにも十分な戦略性があるゲームですよ!ということです。
ゲームですから遊び方は人それぞれ色々だと思いますし、こだわらずゆったりラスクロするのも楽しいと思いますけどね。
ルールがシンプルで分かりやすいのもラスクロの良さの一つです。

MTG(マジックザギャザリング)に詳しい方なら、こんなふうに思われるかも知れません。
「そういうやり込み系のTCGならMTGをやればいいのではないか?」
「というか、ルールもちょっとMTGに似てるよね。パクr(ry」
私も現在進行形でMTGプレイヤーなので、最初はまさに同じようなことを思いました。
でも実際にやってみると、似ている部分はあるけれど全くオリジナルなゲームであることがすぐに分かりました。
なので、MTGプレイヤーの方にはルールが似ていて取っ掛かりやすいというメリットこそあっても、「それならMTGでいいじゃん」ということにはならないと思われます。


ラスクロの「時代」システム


ここから少し(さらに?)マニアックな話になってしまいますが、よければお付き合いください。
全国のカードショップで配られているルールブックのマンガには、こう書かれています。

このラスクロはね、“時をあやつるゲーム”なのよ


ルール的には「時代」というシステムで、この「時をあやつるゲーム」というフレーバーが実現されています。
このシステムにより、ゲームの進行によってカードの内容が変わっていくことになり、それがラスクロのオリジナルな点だと言えます。

具体的に「時代」に関する部分のルールを説明します。
まず、プレイヤーは毎ターン1枚ドローの他に自分のデッキの上からカードを1枚公開してCAヤードと呼ばれる領域に表向きに置いていきます。
各カードには1~3のCAという値が設定されており、CAヤードに置いたカードのCAの合計値が7以上の時「時代の発展」が可能になります。
「時代」は最初は各プレイヤー共にIで、「時代の発展」を行う毎に増えていき、最大はIVとなっています。
さらに、「時代の発展」の際にはCAヤードに置いていたカードの中から1枚を手札に加えることが出来ます。
そして、この「時代」に応じてカードのテキストが変わったり、戦闘に参加できるカードが増えていったりするというわけです。
また、CAヤードに置かれた時に効果を発揮するCB(クロノバースト)と呼ばれる能力を持ったカードもあります。

鋭い方は、「時代の発展」のペースが3~5ターンまでバラつくことに気付かれたでしょう。
例えば、CAが2,2,3とめくれれば3ターンで合計7になりますし、2,2,2というめくれ方だと次のターン1~3どれがめくれても7以上なので4ターン、という感じです。
現在全国で配られているスターターデッキではCAの値が2~3のカードがメインになっているため、8割から9割近い確率で3ターン毎に「時代の発展」が出来るようになっています。
そしてスターターではCAが1のカードは最大でも2枚(50枚中)なので、3ターンより長くかかるケースでもほぼ4ターンで「時代の発展」を行うことになります。

対戦中に、このような1ターンのズレが生じた場合はどうなるでしょうか。
多くのカードは「時代」が進む毎に強力な効果を持つようになり、「時代の発展」毎に手札が増えるというシステム上、1ターン遅れた側が一方的に不利になってしまうと思われるかも知れません。
しかし、カード毎の性能はCAの値まで含めてバランスが取られており、基本的にはCAが3のカードよりも、2や1のカードの方が強くデザインされています。
多くのTCGで、コストが重いカードがコストが軽いカードよりも強い、グレードやレベルが高いカードの方が低いカードよりも強い、これらと同じような感じです。
そのため、デッキを組む際にはカードの強さ以外にCAと「時代」のことも考える余地があり、色々なコンセプトのデッキが存在しうる土俵となっています。
また、CAが2や1のカードにはCBを持っているものもあり、CAが3のカードには今のところCBはありません。
つまり、CAが2や1のカードがめくれてもCBによる恩恵を受けられる場合もあるため、必ずしも「時代の発展」の遅れ=一方的に不利な状況ではありません。

このように、「時代」システムが単なる「運ゲー」システムではないことがお分かり頂けたかと思います。
逆に、一切「運」要素無しの「時代の発展」は何がめくれても3ターン毎&CBも無し、というルールだった場合を考えてみましょう。
そうなるとゲームの展開はいつも決まりきっていて同じようになってしまいますし、カードのデザインのバリエーションも著しく減ってしまいます。
これではすぐ飽きてしまいそうですし、単純に刺激がなくて面白くないですよね。

「時代の発展」の時にCAヤードからカードを1枚を手札に加えることが出来るわけですが、これは通常3,4枚のカードから1枚選択することになります。
通常のTCGでは毎ターン1ドローのみのものが多く、どうしても引きムラが生じてしまうため良い内容のゲームが出来ないことがあります。
ラスクロの場合は数ターン毎にCAヤードから欲しいカードを選択して手札に加えられるシステムが存在しているため、こういった引きムラは改善されています。
また、CAヤードがお互いに公開情報になっている点もゲームに良い影響を与えます。
これにより、自分があとのターンで手に入れられるカード、相手が手に入れそうなカード、お互いの「時代」の進行状況が事前に分かることで読み合いが発生し、戦略性が高まっています。

正直、スターターデッキだけでは「時代」システムの魅力の全ては分からないのではないかと思っています。
上に書いたことは「時代」というシステムに関する基本的なことですが、それすらもスターターのカードを見ただけでは分かりづらそうです。
スターターの性質上あまり複雑なカードを入れるわけにはいかないでしょうから、仕方ない部分ではあるのですが。
しかしながら既にカードゲーマー等で公開されている第1弾の情報を見てみると、「時代」システムは最初の印象以上に完成度が高く楽しそうだなということが分かります。
もしかしたら第1弾のカードが全て出揃った頃にはもっと印象が変わるかも知れませんし、今後も新しいカードが出る度に進化していくシステムだと思います。


終わりに


新しいTCGをはじめるためには、何よりも一緒に楽しむ仲間が必要です。
個人的には近年稀に見るほどのクオリティだと思っているので、プレイヤーが増えてくれたら嬉しいなという気持ちで筆を執りました。

以上で、私からのラスクロの紹介は終わりです。
長くなってしまいましたし、拙い文章でどこまで伝えられたかは分かりませんが、少しでも興味を持って頂けたら幸いです。
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MtG、FFTCGの大会に上位入賞し、Magic: The Gatheringのコラムも執筆されている「mitsui」氏の考察記事です。 mitsuiさん  Twitter @legend_m 2013/08/03 ブックスヤスモト 前哨戦 ラスクロ楽しい
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